クレジットカード現金化の基本と主な仕組みの紹介！

クレジットカード現金化は、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手に入れる手法です。
クレジットカードは基本的にショッピング枠から現金にすることはできませんが、いくつかの方法を用いることで現金を手にすることはできます。
この仕組みを利用することは、急な資金需要がある場合や、キャッシング枠を使い切ってしまった場合に利用されることが多く便利な手法です。
一方で、方法を誤るとクレジットカード会社の規約違反となることがあり、違反が発覚するとカードの利用停止や強制解約のリスクがあるのも事実です。
そこで今回は、クレジットカード現金化の基本と現金化に利用される主な方法について解説しましょう。

クレジットカード現金化の基本的な仕組みとその主な仕組みの紹介

クレジットカード現金化の基本的な仕組みとして、クレジットカードのショッピング枠を利用して決済し、その決済金額に応じて現金を手に入れる方法です。
通常はキャッシング枠と呼ばれる枠を使って現金を調達しますが、クレジットカードの機能でキャッシング機能をつけていなかったり、何らかの理由で利用できない場合に活躍する方法です。
ただ、基本的にいきなりショッピング枠を現金にすることはできないため、いくつかの仕組みを利用して現金化するというのが一般的なクレジットカード現金化の方法となっています。

主な方法として、自分で行う、業者を利用するというものが挙げられます。
さらに業者を利用した方法として買取方式とキャッシュバック方式の2種類が存在しているため、自分で行う方法と合わせて3種対の仕組みがあるのです。

まず、自分で行う方法はクレジットカードで買い物を行い、それをどこかの買取店やリサイクルショップへ持っていく方法です。
そこで買取を受けて現金を受け取る方法になります。

次に買取方式はクレジットカード現金化業者を使った方法です。
クレジットカードで決済を行ったら、業者が買取を速やかに行い、現金を振り込む仕組みです。

最後がキャッシュバック方式で、これもクレジットカード現金化業者を利用した方法として知られています。
商品を決済したら、商品を購入した見返りとして現金を指定した口座に振り込む仕組みのクレジットカード現金化です。

これら3つの仕組みによってクレジットカード現金化は行われますが、実はメリットやデメリットもあります。
次の項目ではそれぞれの方法について解説し、メリットやデメリットについても見ていきましょう。

自分で行うクレジットカード現金化の仕組みのメリット・デメリット

自分で行うクレジットカード現金化の仕組みは、クレジットカードを使用して換金率の高いアイテムを購入し、それを売って現金を手にするものです。
まず、クレジットカードで換金率の高いアイテムを選び購入します。
この時定番なのが、ブランド品やスマートフォン、ゲーム機などです。
これらは換金率が比較的安定しており、買取してもらう際もある程度買取金額が予想できます。
アイテムを購入したら、買取店やリサイクルショップへもっていきますが、可能であれば相見積もりをすることで最も高価買取してくれるお店を選べます。
買取契約をしたらアイテムを渡し、買取金がそれらのお店から支払われてクレジットカード現金化が完了します。

自分で行うクレジットカード現金化のメリットは、仕組みが理解できる、プレ値（プレミアムな買取価格）が期待できる、現金が手渡しされることの3点です。
まず、自分で最初から最後まで行うため、仕組み自体が理解できます。
そのため、何がどうなっていて現金化できているのか完全に把握できることから、最も安心して利用できる方法です。
次にプレ値が期待できることもメリットです。
クレジットカード現金化で購入したアイテムの中には、希少価値が高いアイテムが含まれている場合もあります。
たとえばブランド品で価値が高く、珍しいものがたまたま入ったお店で定価販売されていた場合、買取店に持っていったら希少価値の高さから定価よりも高い買取査定を受けたといったパターンです。
このようなパターンになると、換金率は100％を超え、お得にクレジットカード現金化が可能になります。
珍しい現象ではありますが、このようなチャンスがあることも自分でクレジットカード現金化を行うことのメリットです。
最後が現金の手渡しです。
買取の際、ほとんどの場合で店頭にて現金手渡しで受け取れます。
振込ではないので直接現金が手に入ることから、かなりスムーズに現金が手に入る点もメリットです。

一方デメリットもあり、換金率が不安定、交通費がかかる、手間がかかるといった3点が挙げられます。
とにかく換金率が不安定です。
プレ値が付くこともあれば、換金率がとても低くなってしまうこともあります。
これは買取店で不人気商品と判断され、非常に安い価格で買い取られてしまう仕組みから来ているものです。
最悪換金率が10％程度になってしまうケースもみられるので、こうなった場合はクレジットカード現金化の意味が全くありません。
商品を選ぶ場合は細心の注意が必要と言えます。
交通費もかかります。
アイテムを購入するお店と買取店とでは、よほど都市部でない限り近くにあるということがあまりありません。
そのため、電車や自動車、バスなど交通にかかる費用も発生し、買取金を受け取っても交通費分だけ減ってしまいます。
これはネットを利用したクレジットカード現金化業者にはないデメリットです。
手間もかかります。2つの店舗、場合によって相見積もりで複数の店舗を行き来することから、移動にとても時間を取られてしまいます。
少額の場合、単発のアルバイトをした方が簡単に現金調達できる場合すらあります。

このように仕組みが分かるというメリットに対して面倒であったり買取率が不安定であったりといったデメリットもあるのが自分で行うクレジットカード現金化の仕組みです。

業者を利用した買取方式による仕組みのメリット・デメリット

業者を利用した方法は、ほとんどの場合、ネットのクレジットカード現金化サイトにアクセスしてやり取りをすることで現金が指定した口座へ振り込まれる仕組みです。
そのうちの1つである買取方式の仕組みは、サイトにアクセスした際、業者がショッピングサイトを紹介し、そこで決済して購入した商品をクレジットカード現金化業者が買い取るものです。
つまり、ネット上でクレジットカードの買い物を行い、それを業者がネット上で買取するという方式です。

メリットとしては、安全性が高い、分かりやすい、換金率が安定している3点が挙げられます。
クレジットカード現金化は、クレジットカード会社によっては不正利用がされていると判断されたり、盗難にあっていると判断さたりといった理由で利用を止められてしまうリスクがあります。
しかし、クレジットカード現金化の買取方式は、ネットショッピングを利用しているだけとしか認識されないので、特にそういった疑いをかけられにくいという点があります。
購入する商品も購入金額に見合ったアイテムのことがほとんどなので、詳しくチェックしても問題が出てきません。
このようにカードを止められる危険性が少ない方法がメリットなのです。
次に分かりやすい点もメリットです。
簡単に言えば自分で行うクレジットカード現金化をネットの利用で行うだけなうえ、手間を全て業者が代行してくれます。
このようにシンプルな仕組みなので分かりやすい方法と言えます。
最後が安定した換金率です。
ある程度決まった換金率で取引してくれるため、受け取れる現金が予想しやすいメリットがあります。
これは自分で行うクレジットカード現金化にはないメリットです。

一方、デメリットは遅さです。
買い物を行って、それを買い取るまでの流れに時間がかかることもあります。
また、業者からの連絡待ちになることもあるので、それで面倒に感じることも少なくありません。
場合によっては翌日以降の現金振り込みにもなります。
即日現金化を宣言している業者でもこうなるケースは意外にあるため、手続きの多い初回利用の場合、多少時間に余裕を持つことが重要です。

遅さ以外は安定したクレジットカード現金化ができる手法といえるでしょう。

業者を利用したキャッシュバック方式による仕組みのメリット・デメリット

最後にキャッシュバック方式による仕組みを紹介します。
これは基本的に先ほどの買取方式と同じで、業者が指定したサイトでクレジットカード決済を行うと、その見返りとして現金を入金してくれる仕組みです。

メリットとしては、買取方式と同じく安定していることと、比較的スピーディに現金が入金されることです。
キャッシュバックなので決済が確認されたすぐに現金が用意され、入金されます。
スピードが速いところはキャッシュバック方式を採用しているケースが少なくありません。

一方、デメリットは安全性の低さや商品が自宅に届くリスクです。
キャッシュバック対象商品は、換金率を高めるため非常に安価なアイテムだったり、奇妙なテキストだったりします。
これに対して数万円、数十万円の値段がつけられているため、クレジットカード会社が詳しく調査をすると不正な取引だと分かってしまうことがあります。
そうなった場合カードの強制退会や一括払いの請求など厳しい処分が待っているので注意が必要です。
もちろんすべてこのようになることはありません。
しかし、これまで紹介した方法に比べてややリスクがあることは知っておきましょう。
また、キャッシュバック方式は商品が自宅に送られてくる仕組みです。
そのため、自宅に家族がいる場合、不審な利用で疑われるリスクもあります。

このようにスピードの代償として、若干リスクのある方法と言えます。

まとめ

クレジットカード現金化には、自分で行う方法、買取方式、キャッシュバック方式の三つの主な仕組みがあります。
今回はそれぞれどのような方法で行うかについて解説をしました。
それらをまとめると、自分で行う方法は、価値のある商品をクレジットカードで購入し、それを転売して現金を得る手法です。
買取方式は、特定の業者に商品を売却し、現金を受け取る方法で、比較的簡単に現金を手に入れることができます。
そして、キャッシュバック方式は、商品を購入すると同時にその商品に付随するキャッシュバックを現金として受け取る方法で、手続きが簡便なものの安全性に屋や注意点が必要です。

それぞれの方法には利点と欠点があり、利用する際にはそのリスクとコストを十分に理解し、慎重に検討することが重要といえるため、それらを熟知したうえで最適な方法を利用するようにしましょう。