黙祷について英語で説明をするときに、どのように言葉で表現したらいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
表現を間違えてしまうと、違う意味にとられてしまうこともありますし、黙祷本来の意味を説明できなくなってしまうこともあります。今回は、黙祷を英語で表現するときの方法について、紹介していきます。
■黙祷を英語で表現する時はなんていうの?
黙祷を英語で表現する時は、主に以下のような表現を使います。
- silent prayer
- A minute’s silent was(黙祷がささげられた)
- a minute of silence(1分間の黙祷を示す言葉)
silent prayerは、日本語で“静かな祈り”を示す言葉になります。なかにはquiet(静かな)を黙祷に使わないのか疑問に思う人もいるかもしれません。quietは音や雑音がほとんどない状態のことをいいます。
もしくはあまり話さない人というとわかりやすいかもしれません。
silentは、音が全くない状態になるので、まったく話をしない人のことでもあります。
黙祷に関わらず、教会のミサを行うときにもsilentを使います。
黙祷にちょっと説明を追加すると以下のような文面になります。
We paid one minute’s silent to the war dead.
(戦争にあった方に黙祷を捧げました)
と具体的にどのような人に黙祷を捧げたのかを、文面のなかで含むこともあります。
阪神淡路大震災や東日本大震災などの震災の黙祷であれば、There was an earthquake.と地震があったことを一緒に伝えると、より黙祷を行う意味が理解しやすくなります。An earthquake happened.とは表現せずに「~あった」と表現するのがポイント。過去に地震があったことを英文で伝える方法でもあります。
関係性によって簡易的な言葉になる
黙祷については、お互いの関係性によっても簡易的な言葉になります。例えば家族や恋人、友人同士など、特別な式典に限らず黙祷を行うときは、簡易的な言葉で表現します。
- Let’s pray for a moment(少しだけお祈りしよう)
- Let’s pray
このあたりの言葉でも問題なく通じます。そのときの状況によって黙祷の使い方を変えてみるのもいいかもしれません。
まとめ
黙祷を捧げるについて英語で表現するときの例文を紹介しました。ちょっとした単語の使い方によっても意味が変わってきますので、最適なものを選ぶようにしてください。黙祷を捧げるsilent prayerでも十分に伝わりますし、関係性によってはLet’s pray for a momentを使ってよりカジュアルに伝える方法もあります。
黙祷は宗派に関係なく行えるものですし、あなたが使いやすいと思える英語を覚えておきましょう。どうして黙祷を行うのかも一緒に伝えられるといいですね。
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