式典など黙祷を捧げるときに座ったまま行う人もいます。基本はアナウンスに合わせ起立した状態で黙祷を行うものというイメージがあるのではないでしょうか。
そもそも座ったままの黙祷はマナー違反にならないのか?座ったまま黙祷をする人にはどんな人がいるのか、わかりやすく説明します。
黙祷は座ったままするとマナー違反になるの?
黙祷は座ったまま行うとマナー違反になるのでしょうか。
基本は立って行うもの
黙祷は基本的には立って行うのが一般的です。黙祷は軍事的な要素も強いものになり、戦没者に対して最敬礼を行います。そのため、警察官など直立不動で黙祷しているため、立って行うものというイメージがついています。
日本のみならず、世界でも立った黙祷が一般的なのもあり、迷ったときは立って行うものと覚えておきましょう。
しっかりと立って姿勢を正し黙祷することで、亡くなった人を敬うことにもなります。また、帽子をかぶっているときは、脱ぎ黙祷を行うようにしましょう。
座ったままだと拒否していると思われる
黙祷を座ったままにしてしまうと、周囲の人からは黙祷を拒否しているように思われてしまうこともあります。
黙祷しているかどうかは本人でないとわからない部分ですし、座ったまま祈りを捧げるのは、賛否があるというのも事実です。
周囲が立っている以上目立ちますし、誤解を生まないためにも可能な限り立って行うようにした方が良いでしょう。
黙祷で周りが立っているときは、起立し黙祷を行うようにしましょう。
黙祷を座ったままする人もいる
黙祷は基本的には立って行うものですが、なかには座ったままの人もいます。
おもに以下のようなケースの場合です。
- 身体的な理由で難しい人
- 高齢者で自力では立てない人
- ケガをしている人
- 体調がすぐれない人
- 宗派によるやり方の違い
など、起立した状態で1分間の黙祷を行うのが難しい人は、座ったまま黙祷を行っても問題ありません。
そもそも黙祷に、起立しなくてはいけないという明確な決まりもないため、座ったままでも亡くなった人に敬意を示し、祈りを捧げることはできるのです。
また、宗派や国による違いでも起立ではなくひざまずいて祈りを捧げる国もあります。必ずしも起立するべきではないので、臨機応変に対応していきましょう。
まとめ
座ったまま黙祷を捧げるのは、理由によっては認められます。大切なことは祈りを捧げることですので、状況に合わせて選択するようにしていきましょう。
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